Concept of FUNADA ARCHITECTS

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建築に対する基本姿勢

"自然"への畏敬の念


鎌倉-01.jpgグランフォート鎌倉山ノ内    既存緑地の庭私たちは自然の中に人工物を作り、暮らしの場としています。

建築を作るとき、私たちはどうしても自然の一部を削り取る必要がありますが、その時、できる限り自然に負担を与えないようにしなくてはいけないと考えています。

人工物が自然と対立してしまう事例には枚挙のいとまがありません。しかし、人間が自然が生み出した生物の一種である限り、母である自然に対する畏敬の念を持って調和の道を探ることが自らがより輝く道であり、ここにデザインを生み出す源泉があると信じています。

私共は、住宅から街づくりデザインまで、一貫してこの姿勢を表現して行きたいと思います。



新たなアクティビティーを誘発するデザイン


02.jpgT邸、B邸計画のためのスタディー案デザインは使い勝手や目的を満たすためにあると考える単純な機能主義は過去のものです。

建築やデザインは心に訴えかけて新しい活動や人間関係を生むきっかけを作ります。デザインは単なる見栄えではなく、心理的な作用を含めた広義の「機能」をコントロールし、発展させる大きな力を持ちます。


船田アーキテクツはこの力をデザインしたいと考えており、多重な意味と機能を持ち、文化的にも時間的にも厚みを持った空間をめざしています。





豊かなアイデンティティー + 時を超えた質

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価値観の変換が確実に進行している今日、建築や環境デザインの方向性はは、多様化し見えにくいものになっています。このような時代にあって、計画や設計はその基本的な目的・原点に常に立ち返ることが重要です。

時代を越えた基本的な目的は
「人間活動の多様性・可能性をバックアップすること」
「人と世界の関係を取り結ぶ良い道具となること」
「人がポジティブに生活できる環境をつくること」
   という認識に立つとき、
   大切なのは、次のようなものだと考えます。

     ・歴史と文化の広がりを感じるか
     ・生活と自然の間の連続性・一体性が回復されているか
     ・心が高揚する空間構成/シークエンスとなっているか
     ・機知とユーモアが感じられるか
     ・人の関係を自然なかたちで媒介するか
     ・人の気持ちを自由にするか

これらは、建築や環境デザインに対して常に問われており、全てのプロジェクトが共通して実現しなくてはならないものだと考えます。

又、計画の様々な条件(敷地、必要機能、予算等々)は貴重な「特性」、「個性」として積極的にとらえられるものです。


船田アーキテクツは、豊かなアイデンティティーと時を越えた質、この二つを合わせ持った新しい建築と環境デザインをめざします。