所在
川崎市宮前区宮前平2丁目12-1
用途地域
第1種中高層住居専用地域
規模・構造
鉄筋コンクリート造、
地下1階、地上5階建て、
共同住宅
総戸数
83戸(住戸)
敷地面積
2,867.89m2
竣工日
平成24年2月
設計・施工
木内建設株式会社
建築デザイン
有限会社船田アーキテクツ
施主
三菱地所レジデンス株式会社
三洋ホームズ株式会社
●積み重ねるデザイン
水平に伸びるバルコニーの乳白ガラス手摺の平滑さと、これをひとつずつ力強く支えるような垂直の壁の質感のコントラストによって一層一層「積み重ね」ています。
エントランスは坂をほぼ上りきった位置にありますが、車寄せと一体になった大きな庇を設け、水平線を強調しています。
バルコニーを積み重ねる、石を積み重ねる・・
本計画においては、何層も物を「積み重ねて行く」形がデザインモチーフとなっています。
●中庭としての駐車場
駐車場は「中庭」としてとらえ、生活の中心空間として感じられるような求心性を作っています。
5階を支えるように並ぶ列柱が中庭を囲み、廊下側の列柱は、縦樋を隠せるよう、ダブルの付け柱となっています。
車路は上から眺めて楽しさのあるパターンを施しています。
●エントランス
木とライムストーンの優しい質感とこれを縁取る黒いスチールのライン。 オーセンティックで、アールデコ的な懐かしさ感じるデザインは、安らぎを感じさせ、心癒される場所となるはずです。